今日から2月が始まりましたね。

2月と言えばニッパチの1つです。これをどう乗り越えるかが飲食店の1つの課題ではないでしょうか。

ニッパチとは

ニッパチとは2月と8月は売上が落ちるということで略してニッパチと言われています。

2月は年末年始に使った財布の紐が縛られたり、寒さでの購買意欲が削がれます。日数が少ないので月合計の売上ももちろん減ります。

8月はお盆の帰省で客がいなくなる、暑さでの購買意欲が下がると言われていますが、昔よりも暑さが厳しいため近年では冷房が効いている飲食店の需要が上がっていたりもします。

ニッパチを乗り越えるための3つのポイント

1.まずは落ち着く

2月になったからニッパチ対策に今日から頑張る!では正直遅すぎます。

そんなときはドタバタせず、時間を有効に活用しましょう。普段できなかったSNSやホームページの更新。リピーター獲得の販促など。見て見ぬ振りしていたことを整備する時間としても良いかもしれませんね。

2.今できることは取り組む

寒い日デーや雪の日デーなど、特に消費行動が落ち込む寒い日に対してサービスを付けるなど今からでもできることに取り組んでみましょう。

とあるお店では真夏ですが30度を超えるとアイスが半額になるという嬉しいサービスがありました。

冬はホットコーヒーサービスなども喜ばれるでしょう。

また、家にこもりがちになる方向けにテイクアウトの強化をしても良いですね。

3.販促スケジュールを作成する

ニッパチは毎年やってきます。

付け焼き刃の対策では効果にたいする分析も甘くなってしまいます。ニッパチだけでなくお店の集客は常に課題です。

年間売上推移などを分析して、年間の販促スケジュールをくみましょう。

まずは1年間の大きなイベントを洗い出します。「お正月」、「バレンタイン」、「卒業」、「入学」、「ゴールデンウィーク」などなど一般的なもの。

次に、近所や顧客のイベントを洗い出します。近所のイベントで言えば、「お祭り」だったり、「フリーマケット」など商店街等のイベント、そして顧客の給料日や年金支給日、ボーナス支給も立派なイベントです。

給料日後に売上が上がりやすいなら、もっとそこを強化する。逆に他の日のテコ入れで毎月○日はコーヒー豆のやすい日など作ってしまうのも1つの手です。

毎月のイベントは定着すればリピーターも増えていくことになります。

お客様の購買行動を分析して販促スケジュールに反映していきましょう。