こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士酒井麻子です。

 

 

自社の決算ができたら、同業他社と確認する前に、まずは自社の中でいろいろな比較をしてみましょう。

 

前期比較をする

一番簡単な比較です。

自社の昨年度とはどのように変わりましたか?
新しい取り組みの成果などは出ていますか?

改善された点、改善に至らなかった点。
いいわけを考えずに客観的に分析してみましょう。チャンスが眠っているかもしれません。

 

外部環境による変化を確認する

毎年同じような季節変動はありませんか?政治、近隣の環境変化による影響は同じように出ていませんか?一過性のものでなく、たびたび同じような外部環境による影響を受けているような場合はチャンスです。その波を使ったり、さらりと流して他に策を練るというチャンスが眠っています。

 

予算と比べてみる

年度初めやプロジェクトの初めに立てた予算と比較してみましょう。
単なる数字比較だけでなく、予算を立てた時に想定していたことと、実際その数値が出た要因を比較して、どのような差異があったかも確認してみましょう。次につなげるチャンスが眠っています。

 

 同業他社の比較

同業他社の数字は参考数値としてみましょう。
同じ業種であっても形態が違うこともあります。むしろ業態が完全に一致することはないでしょう。

しかしながら、利益の源泉や原価など近しいものが多々あります。自社に取り入れられる改善ポイントを探してみましょう。