こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
毎月の売上の増減に気持ちが一喜一憂していませんか。
大事なことは売上の合計ではありません。売上の質です。
売上にどんな特徴があるかしっかりと把握できていますか。
月間(年間)売上に左右されない
売上が上がれば誰しも嬉しいです。
だけど、単純に売上の合計金額が上がったと喜んでいては伸びません。
月間売上に左右されず、中身を確認してみましょう。
売上の種類分けをする
いざ売上を中身をみるといっても1つ1つ確認していては手間がかかります。
売上を種類ごとにわけて経理してみましょう。
カフェの場合にはこんな感じで考えられます。
〇サービス時間帯で分ける
モーニング、ランチ、カフェタイム
〇商品でわける
フード、ドリンク
グランドメニュー、季節商品
〇提供方法でわける
イートイン、テイクアウト
〇客種別でわける
一人、カップル、家族、団体
男、女
新規、リピーター(会員)
〇曜日でわける
〇天気でわける
いかがですか?
このほかにも沢山の分け方があります。
お店に合った分け方を考えてみましょう。
お店の特徴をつかむ
売上の種類をわけたら、お客様の動向を日ごと、月ごとに確認してみましょう。
新規は増えているのにリピータがない理由は?
リピーターはいるけど新規が少ない理由は?
売上が左右される外的要因は?(周辺イベントや天気など)
売上が左右される内的要因は?(新メニューやレイアウト変更など)
お店の特徴をつかむと売上が増えた理由や、落ち込んでいる部分が見えてきます。
決算書は1つに戻せる
お店の決算(確定申告)のときには、上記で分けたように決算書に記入する必要はありません。
分けた売上を1つに合計して決算書を作成も大丈夫です。
決算書の表示で必要じゃないのに売上を分ける理由は、事業の発展のためです。
逆に分けすぎて面倒なことにならないように注意してくださいね。本末転倒です。
では、あなたが今見たいお店の情報を考えて分けてみて事業発展に役立ててください。