こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士のの酒井麻子です。
税金の納付は金融機関の窓口が開いていないとできない。
そんなイメージありませんか?
お店がオープンしている日中に金融機関に赴く・・・
何分待たされるかわからず、お店の営業が心配になりますよね。
また、申告書の税額が会計事務所から通知される時期が納付期限ギリギリ。
納付書も遅れて到着。。。月末の業務で忙しいなか、時間を割かなければいけない。そんなとき、口座振替で納税ができたら楽になりますよね。
それができるのがダイレクト納付です。
ダイレクト納付とは
事前に税務署に届け出をして、e-Tax(電子申告システム)を利用して電子申告等又は納税情報を登録して納税手続きを行います。
届け出をした金融機関の口座から即時又は指定の期日に振替により納税が可能になるものです。
ダイレクト納付3つのメリット
①金融機関とのやり取りが不要
従来の電子納税は、国税庁の他、インターネットバンキングを利用して、金融機関ともやり取りが必要でした。このダイレクト納付は届出が済んでいるため、インターネットバンキングの登録は必要なく、確定申告を行うときに併せて手続きを行うことができます。
②即時又は期日指定で納付できる
納税のスケジューリングが事前にできるので、資金管理も容易にできます。毎月納付している源泉所得税がある場合などにも便利です。
③税理士が代理で手続きできる
確定申告の代理送信をお願いしている場合には、その手続きの延長線上で納税手続きをお願いできます。確定申告期限がギリギリで金融機関に行けないときにはとても便利です。
ダイレクト納付にはe-TAXへの登録とダイレクト納付の開始届が必要になります。始めの手続きだけで簡単に始められますので今後の事務簡素化のために検討してみましょう。