【連載予告】会社を守る！労務の「いろは」

こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。

調べても調べても確信が持てないことってありますよね。
そんなときはプロに聞くのが一番早いです。
１２月は社会保険労務士の荒久美子先生をご紹介します。
来週から４回にわたり、人に関する悩みを解決してくれます。

荒先生より、予告となるメッセージ頂きました。

「社会保険労務士」って何をする人？

皆さん、社会保険労務士（略称：社労士）とはどのような仕事をしているかご存知でしょうか。それなりに歴史のある資格なのですが、弁護士や税理士などの他の士業ほど知名度が高くないため、「社会保険労務士」という資格名を聞いたことがない、または聞いたことはあるけれども何をしているかわからない、という方も多いのではないかと思います。

社労士は一般的に、労働関連法令や社会保障法令に基づく書類等の作成代行等を行い、また企業を経営していく上での労務管理や社会保険に関する相談・指導を行うことを職業としています。つまり、企業における「人」に関する様々なことに携わる仕事をする資格業です。

例えば・・・、

●　労働者を雇いたいのだけど、採用方法はどうすれば良いの？

●　労働者を雇ったのだけど、社会保険等の手続きって必要？

●　給与ってどのように支払うの？

●　労働者が業務中にケガをしたら？妊娠したら？病気になったら？

などなど、経営者の「人」に関する様々な悩みや相談にお応えするのが社労士です。また、知らない内に労基法に違反してしまうことや、労働者との間のトラブルなどを未然に防ぎ、労使が働きやすい職場環境を作り、企業の発展にお手伝いすることも社労士の大きな仕事の１つです。

これから全４回にわたり、起業したら、労働者を雇ったら必要になる労務の知識を、「人」の専門家である社労士がお伝えしていきます。是非参考にしてください！