こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
このたび、長男が通う小学校のPTA本部役員になりました。
もちろん、会計担当なのですが、活動はじめると新発見ばかりで、これまた面白いことがたくさんあります。
本部役員になったわけ
本部役員になりますというおてがみが配られた瞬間に、ご近所さんたちからびっくりして声がかかりました。
なぜ、乳幼児もいてちびっこ兄弟たちがいて、仕事もしながら本部役員をやろうと思ったのか。
前提条件として、うちの子が通う小学校では生徒1人につき2年間何かしらの委員をやらなければなりません。
子供は4人。合計8年。
委員をやらない場合は、本部役員という運営側という選択があります。
その1 保護者会に出られない
子供が小学校に入学してから早2年。今年で3年目です。それなのに、保護者会に出られたのは1回のみ。
仕事の調整がつかないことが多々あり、学校の様子がお手紙でしかつかめません。
その2 希望しない係についた場合を考える
委員の決定は保護者会で立候補になります。大抵は早めに終わらせて6年生の卒業に向けた卒対委員を逃れるため立候補が多くなりジャンケンになります。
つまり、ジャンケンで勝たないと希望の委員につけません。
希望の委員につけなかった場合、仕事支障が出るか、委員の仕事ができなくなることも。公私ともに皆様に迷惑がかかることが起こる恐れがありました。
その3 2人分として認められる
役員の任期は2年なのですが、通常の2年と違い、兄弟がいる場合には兄弟の2年分が免除となります。
つまり、4年分の委員が2年の本部でまかなえるのです。これは兄弟がいる親としてはおトクですね。しかし、ここは私が目当てにはしていません。
役員の仕事をはじめて思うこと
役員の仕事を聞いてみて、すぐに思ったこと。昭和を感じる中小企業だなと思いました。
アナログ感しかり、物の管理しかり。やり方も昔からの慣習にとらわれてしまうところとか。
とは言っても、うちの小学校は働く母親への理解も高く不要な集まり、無駄な会議は省略されていっているようです。
また、同時に感じたのは下手な中小企業より承認プロセスがしっかりしていると感じました。
それはなぜか。
やはり、会員全員に収支を開示する必要があり予算決め、予実対比を毎年行われているからです。
支出も項目ごとにマニュアル化されていて、無駄遣いができないようになっています。もちろん専門家から見たら穴がないわけではないですが。
やはり、お店に限らず、お金を扱う以上は予算、予実管理は必要ですね。
PTAについて何もわからないので、監査の方に教わりながら初心で仕事しております。
本部役員になってよかったこと
子供が多いわが家では、一人一人の子供の通う環境を全部知るのは困難です。
特に、小学校は送り迎えがないので2年間担任の先生しか顔と名前が一致しませんでした。
しかし、役員になった瞬間にどのような先生たちに囲まれているか。どんな行事があってどんな運営がされているか。などなど細かい点まで知ることができました。
また、経理の立場も生で知ることができるので本業にも役立ちそうです。
まずは2年の任期を楽しんでみたいと思います。