やっぱり会計ソフトとの連携は外せない
今月からfreeeが信用金庫とのAPI連携を開始!でも、APIってなんだ!?
アプリケーション プログラミング インターフェイスの略らしく、ソフトウエアの機能を共有する仕組みらしいのですが、難しいことはよくわかりません。
しかし、いじってみたら簡単でした!
いままで信用金庫のインターネットバンキングによる通帳データは電子証明書方式だったのでfreee導入にはちょっと躊躇していました。
なぜなら、電子証明書アプリを利用するか明細をダウンロードしてきてからfreeeにアップロードするなり他のネットバンキングより一手間かかっていたわけです。
それが、このたび余計な手間なしの自動で連携できるようになりました!!あぁなんて楽なんでしょう。通帳見ながら経理を入力なんてもう古いです!
よく使う口座は会計ソフトとの連携が必須です。
地元信金がいいの?メガバンクは?
お店をオープンする前に整銀行口座は用意してください。個人事業で始めるなら普段の生活用口座とは分けておきましょう。
では、新たに作るならメガバンク?それとも地域に根付いた地銀?信金?どこがいいのでしょうか。
メガバンクはなかなか審査が通らず、口座がつくりにくいことがあります。また、2つ以上口座が作れないことも。
信金さんは顔が見えやすく、訪問してくれることもあるので関係性を築きやすいですね。
とは言っても、ぜったいにココ!というのはなく、目的に応じて作ることが大切だと思います。
銀行選びのポイントは?
銀行をどのように使うかにより変わります。
●窓口が近い
→ 現金商売の店舗としては売上金をすぐに預け入れらるのは必須です
●振込手数料が安い
→ 業者の支払いやアルバイトさんへのお給料など振込には気を使いますね
●借り入れをする
→ 信金さんなどスタートアップを応援する銀行が増えています。借り入れをした金融機関で口座開設となります
●インターネットバンキング対応
→ 法人口座の場合、インターネット銀行、ゆうちょ銀行以外ではインターネットバンキング利用手数料がかかることがあります。安いプランだと機能が少なく会計ソフトと連携などできないことも。
●引き落としに対応できるか
インターネット銀行やゆうちょ銀行は社会保険の引き落としができません。ただし、ペイジーに対応しているので支払うことができます。
そのほかにも家賃引き落としなど対応できないこともあるようです。
●インターネット販売をするなら
お店の商品をネットで販売するならゆうちょ銀行を持っていると便利でしょう。銀行がない地域でも郵便局はあったりしますよ。
インターネット銀行はどうなの?
最近多くなってきたインターネット銀行の使いごごちはどうなのか、メリットとデメリットまとめてみました。
メリット
- コンビニATMで出し入れができるので24時間対応できる
- 振込手数料が店舗型より安く、0〜300円が多い
- インターネットバンキングの手数料がかからない(イオン銀行など一部は月額利用料がかかることも)
- 入出金がメールでくる
デメリット
- 通帳のように記録が残らないので印刷する必要がある
- 1,000円単位の入出金が主流で硬貨のやりとりができず売上金をぴったり入金するには向かない
- 社会保険料や一部の自動引き落としが対応出来ない
- パスワードの管理が必要
選ぶならどこの銀行?
インターネット銀行を事業で使うなら主流は現在3つです。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
そのなかでもおすすめはジャパンネット銀行!
回し者じゃありません。
おすすめポイントとしては、
毎月1回目の入出金手数料が無料
3万円以上だと常に無料
つまり、夜中でも土日でも入金も出金も3万円以上だと無料なんです。
2.振込手数料
54円〜270円
3つのインターネット銀行のなかでは少し高めとは言っても店舗型に比べたらお安い。
3.会計freeeから振込できる
会計freeeの未払計上されたものを選んで振込ができるので金額間違えや二重払いが防げます。(会計freeeのプランによる)
まとめ
結局どこを選ぶかですが、やはり使い勝手を一番にしてみてください。
銀行は近くにないと結局記帳に行かなくなるので、自宅とお店の両方に窓口がある銀行とかだと楽ですね。
売上金もしっかり管理したいので、飲食店の場合はインターネット銀行一本にせず、店舗型で小銭も預け入れできる口座は持っておくのをお勧めします。