こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。

先日まではマイナンバーの基本的な知識をお伝えしてきました。
今回は、実際の準備はどうするかにふれていきたいと思います。

 

マイナンバーの基礎知識① 従業員にも教えよう!

マイナンバーの基礎知識② 会社がやるべき6つの準備!

マイナンバーの基礎知識③ 1日だけのアルバイトでも管理は7年!

 

マイナンバー3つの利用目的

マイナンバーの利用目的は基礎知識①でお伝えした通り、3つに限定されています。逆に言うと、それ以外に使ってはいけないことになっています。

<利用目的>

〇税金 確定申告、届出書など

〇社会保障 年金、医療、福祉、その他

〇災害 被災者名簿等

 

利用する書類を洗い出す

利用目的は3つであっても、マイナンバーを使用する機会はたくさんあります。今後も増える可能性はありますが税金だけでも会社が扱う書類は以下のような書類が考えられます。

・給与所得者の扶養控除等申告書

・給与所得の源泉徴収票

・報酬・料金等の支払調書

・配当金の支払調書

・不動産使用料の支払調書

自社で使う書類はどれですか?
社会保険も併せて確認していきましょう。

 

書類ごとの取り扱いを決める

必要な書類、つまり会社での利用目的を確認したら運用方法を決めましょう。
マイナンバーの収集から破棄まで誰もしくはどの担当者が扱うのか。どの時期に収集して保管、破棄するのか法律と照らし合わせながら決めていきましょう。このときには管理責任者も選定する必要があります。

 

参考記事

マイナンバーの基礎知識① 従業員にも教えよう!

マイナンバーの基礎知識② 会社がやるべき6つの準備!

マイナンバーの基礎知識③ 1日だけのアルバイトでも管理は7年!

マイナンバーの準備編② マイナンバーを預かるタイミング