交通費のチャージは費用にならない

交通系電子マネーはいまなんでも買えるし、切符も買わなくて良いしと便利になっています。

しかし、事業用で使うには要注意!チャージの領収書を経費として処理することはNGです!

チャージは現金を電子マネーに変えただけ。つまり、銀行に預け入れたことと変わりがありません。

交通費を使ったら、ご利用明細を印字する(券売機でできます)またはメモを取って処理することが適切です。

これが面倒だと思うのであればモバイルSuicaなど会計ソフトと連携されるものを使用することをお勧めします。

 

モバイルSuicaと会計ソフトを連携しよう

モバイルSuicaを使えば、会計ソフトに設定すると使用した状況が連携されて自分で交通費集計する必要がありません。

会計ソフトは進化しているので積極的に機能を活用して経理の時間を短縮させましょう。

 

モバイルSuicaとの連携による注意点

1.画像認証が必要

モバイルSuicaの連携はセキュリティの関係からfreeeでは画像認証が必要です。

3~4カ月くらいするとデータ取得ができなくなります。

連携設定したから大丈夫!ではなく、毎月同期ボタンを忘れずに押してくださいね。モバイルSuicaは手動での操作が必須です。

 

2.二重チャージ処理に注意

チャージをfreeeに連携しているクレジットカードで行う場合、クレジットカードとモバイルSuicaの両方でチャージ処理を行ってしまう可能性があります。

どちらかを無視するというルールを決めておくと間違えが少なくなります。

モバイルSuicaの残高とfreeeにおける会計の残高が一致しているかも確認しておきましょう。

 

MyJRーEASTサービス終了による再設定

JR東日本が運営するMy JR-EASTサービスが2024年9月4日終了しました。

My JR-EASTのサービス終了後も「モバイルSuica(My JR-EAST)口座」を引き続きfreee会計で同期設定して利用する場合、「モバイルSuica(My JR-EAST)口座」の削除は行わずに下記のように対応してください。

この処理を行わないと、同期がされないため、早めに設定をしてきましょう。
同期がされない=明細がないため経費が計上されません。

【ご対応手順】

1.My JR-EASTに紐づいていたモバイルSuica アカウントのログイン情報(メールアドレスとパスワード)でモバイルSuicaのwebサイトへログイン可能か確認。
モバイルSuicaログイン画面:https://www.mobilesuica.com/index.aspx

2.freee会計ホーム画面上部に「ログイン情報が誤っています」とメッセージが表示されます。
メッセージをクリック>トラブルシューティング画面に遷移>モバイルSuica アカウントのログイン情報(メールアドレスとパスワード)を入力して再認証

※2024年9月4日以降、内部移行作業に伴い口座種別が「モバイルSuica (My JR-EAST ID)」から「モバイルSuica」に変更されます。