こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
クラウド会計で経理が楽になる。そんなお話しを良く聞くと思います。逆によくわからなくて辞めた。こんな方も少なからずいらっしゃいます。
実際、すでに導入したけれど、どうしていいかわからない。うまく使えない。もっと楽にならないか。などでご相談にいらっしゃる方も多いです。
では、一人で本当に使えないのか。
そんなことはありません。基本的に一人でカンタンにできるように作られていますから。
では、なぜ挫折するのか。難しく感じるのか。
それは、やってはいけないことをやっているからです。
クラウド会計でやってはいけない3つのこと
取引を入力する
クラウド会計はITの力で経理を自動化することができます。
しかし、そこに反してひとつひとつ取引を登録していくのはNGです。インターネットを使って作業するため、自動化どころか通常以上に時間がかかります。
なんでも自動化する
AI搭載により、学習機能が発達しています。一度覚えさせれば、次回も同じ処理してくれる優れものです。
しかし、なんでも自動化すればいいというものではありません。
例えば、通帳に
「ガス 8ガツブン」
と記載があったものに対して「水道光熱費」と覚えさせます。
通常は完全に一致されないと自動的に処理されないので、翌月に「ガス 9ガツブン」とあっても推測の域を超えません。
これではガス料金が1年経たないと自動化されないことになります。
常に自動化させていくことが自動化の近道ではありません。
どのように自動化させたら的確に処理が進み、手を煩わせないかという初期の道を作る作業が必要になります。今回の場合だと、「ガス」という言葉だけで自動的に処理されるようにする必要があります。
プライベートの入出金がある
事業用の通帳やクレジットカードからプライベートの入出金があればその分作業は増えます。
また、プライベートは取引を煩雑にすることすらあります。
きっちりとお店とプライベートを分けてお金を使いましょう。
せっかくクラウド会計を使うなら失敗したくない。そんなこと言ってもよくわからない!
こんな方は導入セミナーで経理が楽になるコツをお伝えします。