こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
確定申告が片付いてホッとしていませんか。
もう数字見たくない！
領収書見たくない！！なんて。。。
でも、今年もすでに２ヶ月過ぎてます。
今年の売上は順調ですか？
経費はどれくらいかかっていますか？
経理は本業ではないからと言ってついつい後回しになりがちですよね。
もし、来年のこの時期に同じことになりそうだなと思ったら１つだけでいいです。
今回の確定申告で苦労したことや改善した方がいいなと思ったこと忘れないうちにやりましょう。
皆さんが苦労するポイントは共通しています。
普段の行動を一工夫するだけで、確定申告時期の作業も楽になりますよ.
経理の無駄をなくす３つのポイント
① 事業用の通帳を用意する
屋号はなくても大丈夫です。
使っていない口座を事業用に１つ用意しましょう。
売上の入金や経費の振り込み、クレジットカードなど事業に関するものはすべて集約してしまいます。
プライベートの口座は使わない。
プライベートの振り込みや引き落としにも使わないというルールを作ります。
そうすることにより、通帳を見てそのまま帳簿に入力ことができます。
最近の会計ソフトでは、ネットバンキングと連動するものが多くありますので、自動化もできます。
あとは現金で支払った領収書を整理するだけです。
② クレジットカードをわける
クレジットカードを経費に使っている方はなるべくカードをわけましょう。
ポイントを貯めている方は今のポイントに交換できるカードを選べばいいかと思います。
屋号などを使うと法人カード扱いにされたりして制限があったりするので個人名で充分です。
③ 書類整理ファイルを作る
現金の領収書を入れるもの、口座引き落としのもの、振り込みのもの、売上に関するものなど事業に合わせて書類をしっかり管理しましょう。
昨年も管理してたけど、なんだか確定申告がうまく進まなかったという場合には、不便だった部分を直すと楽になったりします。
単純に月別にまとめていた領収書を日付で並べておいてみたり、勘定科目ごとにまとめてみたり。
まとめてやるのではなく、日常の行動に一手間加えて習慣化するだけで確定申告の作業が格別に楽になります！
本業じゃない作業に無駄な時間を割くのは終わりにしよう
確定申告が楽になるということは、本業に費やす時間が増えるということです。
また、１年前の利益すらわからない状況では時間の無駄だけでなく経費の無駄も生じています。
どれだけ売り上げて、どれだけ経費がかかって、いくら儲けたのか。投資した経費は効果があったのか。
しっかり把握できていますか？
委託するという手もありますが、その場合は必ず数字を毎月確認して次の事業につなげていくことも忘れずに。
苦手なものはなるべくシンプルにわかりやすく。
そして、結果を生かして無駄にしない。
本業に集中するために確定申告のこの波にのって無駄をなくしてしまいましょう。
