許可の確認を忘れずに

飲食店がテイクアウトをはじめる場合、飲食店営業許可とは別に営業許可が必要な場合があります。

自家製お菓子とか作って販売する場合は「菓子製造業」や「あん類製造業」、「アイスクリーム類製造業」などたくさんあるんだ。そのほかにも調理した食品を販売するときには許可が必要なこともあるから、必ず保健所に確認してくださいね。

東京都保健福祉局 参考
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/kyoka/kyoka_0.html

そして、在庫の酒類を持ち帰り販売させるには「期限付き酒類小売業免許」。こちらは期限付きだけど、コロナウィルス感染症の影響で令和2年6月30日までの申請で6カ月間許可がとれるようになっているんだ。こちらは国税庁をチェック。

国税庁 参考
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/kansensho/index.htm

 

食中毒に気を付けて

はじめてのテイクアウト。

衛生管理がされ、できたてをその場で食べてもらえるイートインとは違って、リスクが高いのがテイクアウト。

弁当容器の手配だけしてホッとしていないかな。食中毒を未然に防ぐ対策をしていきましょう!

1.消費期限は?

いつまでに食べればいいのか、保存方法はどうするべきなのかしっかりお客様に伝えよう

シールなど、目で確認できるものがあるといいですね。

2.保冷剤の用意をしておこう

要冷蔵のものなら保冷剤など用意しましょう。

もちろん、温かいものと冷たいものは袋を別は必須。

3.食材に工夫を

これから梅雨の季節。

傷みやすい食材をさけたメニューを考えよう。

季節のメニューがあるとテイクアウトも楽しめます。

4.おてふきを忘れずに

自宅で食べるとは限らないお客様。

どんな場所でも手を清潔にしてから食べてもらえるようにしておきましょう。

 

お店の消毒は当たり前!だけど、テイクアウトするお客様はどんな状況で食べるかわからいからね。お店でできる工夫をぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

袋と容器の関係

せっかく衛生管理もできて美味しいお弁当ができたのに、容器と袋がミスマッチということも!

なるべく運んでいる最中にこぼれない、横にならないサイズの袋があるといいですね。

容器でカバーできることもあるから、容器選びや袋選びも大事です。

あとは、ラップを使ってみたり、袋詰めのケース別練習もしてみるのもおすすめ!

わたしもよく揺れて少しこぼしてしまったスープとかあったので、容器と袋がフィットしているのはリピートしやすいです。