愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です(^O^)/

『会社にするにはいくらの売り上げになったらがいいのでしょうか。』

 

よく頂く質問です。

法人化にはどさまざまなメリットがありますので、会社設立するタイミングを見つけてみて下さいね。

 

よくある法人化する3つのタイミング

 

① 企業間取引を始める場合

取引相手が法人でなくては取引しない。という条件の場合はやむを得ません。また、こちらとしても企業として取引したい場合ももちろんです。こんなときにはすぐに法人化する必要があります。

カフェやサロン、お教室など個人の消費者がお客様の場合には、このような検討は必要ありませんね。

 

② 従業員を雇う場合

知り合いにお手伝いを頼むというよりは、広く募集をかける際に信用力が上がります。

従業員を雇う際には社会保険なども気を付けて下さい。法人化した場合には社会保険への加入が強制となり手続きが必要です。

 

③ 節税するため

いよいよ利益が上がってきてもっと節税したい!という場合に検討されます。

節税なので、売上金額ではなく、経費を引いた利益で確認してみましょう。
そして、個人と異なるのは利益から安定した自分へのお給料が払えるかもポイントの 1つとなってきます。

 

会社にするために必要なこと

さきほどのよくある法人化のタイミングはすべて目的が異なります。よって向いている方向が違うのです。

①は取引先

②は従業員

③は自分

しかし、 この3つは最終的に売上や利益増加などを通じて、自分に返ってくることになります。

とはいっても、これはただの目安にすぎません。やはり「やりたい!」って思った時がタイミングです。そんなときは専門家に相談してみてください。

 

そして、会社にする際に大事なことは、『社会性』があるかということ。社会に貢献できるか。

というと難しく感じますが、独りよがりになっていませんか?ということです。

「こうしたら売れるはず!」

「これは需要があるはず!」

と言って売ることばかり考えていませんか。世間の人に「ありがとう」を送れる会社をぜひ作ってくださいね。