こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
投資と浪費は紙一重。支出には理由が必要?
なんのために支出しますか。
資産を購入するときは多額となるため、検討する方も多いかと思います。
その支出に本当に効果があるのか。
費用対効果があるか。
資金繰りは大丈夫か。
資金難に陥ってもいけませんが、どれだけの効果が生まれるのかも判断する必要もあります。
直接的な利益だけでなくさまざまな効果があるか考えてみてくださいね。
ただし、買いたいという理由をわざとつくるのは危険です。
その買い物が「投資」ならばOKです。
「浪費」とならないか考えてみましょう。
『投資』『消費』『浪費』と効果の関係
投資・消費・浪費の3つの違いは以下の通りです。
「投資」
支払った以上の効果がああるもの
支出額<効果
「消費」
支払いと効果が対等くらいで必要なもの
支出額=効果
「浪費」
無駄遣い。
支出額>効果
同じものを買っても異なる支出
何を買えば「投資」で、何を買えば「消費」というものではありません。
同じものを買っても、その支出が必要なものか、そうでないものかを考える必要があります。
例えば、30万円する調理器具を購入したとします。
この調理器具が以前のものが壊れて必要に迫られ購入した場合は「消費」です。
この調理器具を導入することにより業務の効率化が図れるものであれば「投資」です。
この調理器具を導入したにも関わらずお蔵入り状態であれば「浪費」です。
どのように使うか、将来の効果が見込めるかなど総合的に判断する必要があります。