こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。
わからないことは専門家に聞け!
今回は行政書士の鳥居さくら先生に伺ってきました。
行政書士の仕事は多岐にわたり、個人から法人までさまざまな手続きの代行をして下さいます。しかし、馴染みのない方も多く、いつお願いするのだろうという方も多いはず!
様々な業務がある中でも、今回は外国人を雇用したいという企業が増えている中で、手続きに困らないように就労ビザについて教えて頂きます。
鳥居さくら先生よりメッセージを頂きました。
行政書士を活用しよう!仕事がスムーズに進みます
名前は聞いたことがあるけれど何をしている人たちなの?」「そんな資格があることも知らなかった!」と、まだまだ知名度の低い行政書士・・・
実は、経営者の皆さまにとってとても身近な法律職であり、特に幅広い業務範囲を持っているのです!
その業務範囲は、大きく分けて2つあります。
①「行政手続関係」
外国人のビザに関する手続をはじめ、建設業や運送業、飲食店営業許可といった許可認可等に関するもので、その数は1万種類を超えるとも言われています。
②「権利義務・事実証明関係」
遺産分割協議書、定款や各種議事録作成、内容証明や申述書といったものがあります。
こんな行政書士さんにお願いしたら仕事に専念ができる!
幅広い業務範囲を持つ行政書士は、それぞれが得意とする専門分野を持っています。
特に、出入国管理に関する「申請取次行政書士」は、外国人にかわって入国管理局に申請書等を提出できます。
外国人が日本で就労するには学歴や給与面での待遇など、様々な基準を満たさなければなりませんが、日本人と同じように外国人学生をアルバイトとして雇ったら就労不可のビザだった…等、思わぬトラブルになってしまうこともあります。
そこで全4回にわたり、外国人の就労ビザに係るポイントを、申請取次行政書士がお伝えします。
連載予告
第1回 外国人を雇うなら知っておきたい「ビザ」と「在留資格」の関係
プロフィール
行政書士 鳥居さくら
(東京都行政書士会、アルバ国際行政書士事務所)
【 経 歴 】
上智大学文学部史学科卒業、ロンドン大学大学院(University College London)地理研究科環境社会学修士課程修了。帰国後、都市計画・まちづくりコンサルタント会社、環境系の非営利団体にて勤務。
そこで企業・行政・市民をつなぐためには、法律知識が極めて重要であり、問題意識やトラブルの種はあっても、実際に何か問題が起こってからでないと動けないという、もどかしさを感じるようになる。
そんな中「予防法務」=未来に向かう法律専門職に興味を持ち始め、ロンドン留学時代に知ったイギリスのSolicitor(事務弁護士:法廷には立たないが一般の法律相談や書類の作成・管理を行う)に近い概念である「行政書士」になろうと決意。
試験合格後、都内の行政書士事務所勤務を経て、アルバ国際行政書士事務所を開設。
【 資 格 】
・行政書士
・東京入国管理局長届出済申請取次者
・個人情報保護士
【 趣 味 】
・登山(お気に入りの山域は奥多摩と北アルプス→下山後温泉♨→ビールで乾杯♪)
・お酒(ジャパニーズウイスキーを応援!日本酒も大好きで冬は熱燗ばかり♡)
【 ホームページ 】
http://www.alba-international-as.com