こんにちは!

愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。

 

法人税の中間納付書が届きません

ご存じですか?

2024年5月から法人税の中間納税について、電子納税している会社には納付書が送られなくなったこと。

国税庁では、前事業年度の法人税及び地方法人税の確定申告書をe-Taxにより提出された法人の皆様には、社会全体の効率化と行政コスト抑制の観点から、法人税予定申告書用紙を送付しないこととなりました。

 

どうやって納付する?

法人税予定申告書用紙が送付されない法人には、「法人税の予定申告のお知らせ」がe-Taxのメッセージボックス(以下「メッセージボックス」といいます。)に格納されます。

こちらは、e-taxにメールアドレスを登録すると格納のお知らせが届きますので、登録されていない方は登録しておくことをお勧めします。

e-Taxソフトをご利用の場合には、メッセージボックスに格納されたお知らせ内容から「法人名」、「納付すべき税額」等の欄が初期表示された予定申告書の作成画面に移り、そのまま作成・送信できます。送信後、e-taxより納付手続きをしてください。

 

e-taxを利用するには?

申告の際に使用している利用者識別番号とパスワードがあれば使えます。

税理士に代理送信をいらしていてわからない方は顧問税理士に確認してみましょう。

また、納税などには基本情報の登録もe-taxで必要になりますので余裕をもって登録しましょう。

 

納税に気づかなかったら?

現状は督促状が届きますので延滞税とともに納税することになります。

地方税がまだ届いておりますので、法人税はないかなと気付けるとよいかと思いますがなかなか難しいですね。

決算月の8か月後が法人税中間納税の期限です。

8月31日は12月決算の会社さんが対象です。忘れずに納付してくださいね。

 

中間納税時期一覧

ご自身の中間納税時期にはしっかり確認しましょう。

法人税の中間納税は前期の年税額が20万円以上の会社さんになります。(決算の納税額ではないので注意)

決算月 中間納税時期
1月 9月
2月 10月
3月 11月
4月 12月
5月 1月
6月 2月
7月 3月
8月 4月
9月 5月
10月 6月
11月 7月
12月 8月

 

消費税の中間納税は届きます

現状、法人税と地方法人税のみ届かないようです。

地方税や消費税の納付書は届きますので一緒に納付しましょう。