年末調整、クリスマスイメージ

ハロウィンが終わり、お店に行くともうクリスマス一色!!

今年も残すところあと2ヶ月あまりとなりました。 これから年末に向けて皆さんも慌しく忙しい日々を過ごされるのではないかと思います。

 

年末の事務仕事と言えば、年末調整!

今日は年末調整について少しおはなししますね。

 

年末調整とは

年末調整とは、従業員が納めるべき1年間の所得税と、従業員の1月から12月の毎月の給与やボーナスから控除した所得税の合計と差が出てきます。

その差額を年末(又は翌年1月)の給与で調整(追加徴収・還付)する処理をいいます。

 

 

準備をしよう

税務署から年末調整の封筒が届きだしているので、従業員から必要な書類を集めましょう

集めるにあたって、期日をきめると集めやすいですよ

 

集める書類

年末調整を行うためには、まず次の4種類の書類を従業員に記入してもらう必要があります。

  1. 扶養控除等(異動)申告書
  2. 保険料控除申告書
  3.  給与所得者の基礎控除、配偶者(特別)控除及び所得金額調整控除の申告
  4.  住宅借入金等特別控除申告書

「扶養控除等(異動)申告書」「保険料控除申告書」「配偶者特別控除申告書」は、従業員に配布して必要事項を記入してもらってから回収します。

控除証明書は10月に届いていますので、紛失してしまう前に集めることをお勧めします。

「住宅借入金等特別控除申告書」は、住宅を購入したり増改築したりした従業員が購入した年に確定申告した場合にのみ本人宛に送られます。

回収には1週間くらいの期限をつけると回収率が高くなりますので工夫して回収しましょう。

 

掛け持ちでやっているバイトの子は?

もしサブのバイト先であるときは乙欄といって、毎月給料に応じて税金を徴収することになるので、年末調整は行いません。

メインのバイト先で年末調整になりますので、前述の書類は不要です。

ただし、源泉徴収票発行などが必要になるので氏名、住所、生年月日、マイナンバーは事前に収集しておくといいですね。

 

計算はどうやる?

保険料控除申告書や源泉徴収簿を使えば電卓でも計算できますが、給与計算ソフトを入れると間違えも減り、時間を短縮できます!

日頃から給与計算ソフトを導入することにより給与計算も手間が減るので事務作業が軽減されるのです!!

 

年末調整のオンライン化

今年度からオンラインによる年末調整が可能となりました。

従業員にマイナンバーカードを取得してもらい、マイナポータルを開設してもらうことと、保険会社との連携登録が必要な場合があります。

また、給与計算ソフトとは連携しないこともあるので注意が必要です。

 

詳しくは下記URLで確認してください!

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/mynapo.htm