こんにちは。
愛され続けるお店づくりをサポートする税理士の酒井麻子です。

創業したときの夢を覚えていますか。
今の夢を語れますか。

頭で考えるだけならだれでもできますが、夢を実現させるには、イメージを具体化させることが大事です。その夢を文章にしてみましょう。夢だけを書き綴っていくわけではありません。夢の実現に向けた事業計画の策定です。

事業計画というと、融資などの資金調達の際に作るとか、規模の大きな会社が作ると考えがちですが、経営をしているのであれば、会社のため、自分のために作ることをお勧めします。

事業計画はなぜ作る?

事業計画とは、事業プランを明確にするためのものです。言語化し、数値化し、文章化することにより、実行可能性を経営者が客観的に見ることができます。足りていなかったところや、経営者の思いを再確認できる場でもあります。

融資を受けるためだけに、形だけ作っていては無駄な時間を浪費していることになります。また、事業計画を作らない=具体的な将来イメージを持たないということです。
自分でイメージできないことは実現しませんよね。会社の事業プランはどんな夢を叶えるものですか。

 

なぜその事業を行うのですか?

事業計画には、事業を始める動機が必要です。
なぜあなたはその事業を行うのですか?

儲けたいから?
それとも誰かに幸せになってもらいたいから?

儲けたいということももちろんあるでしょう。では、儲けてその先自分はどうなりたいのでしょうか。最終的に自分がなりたいイメージはありますか。誰かに幸せになってもらいたいとしたら、どのような形でその幸せを作ってあげたいのですか。

商品やサービスが売れるということは、求めている人がいる。
社会のためになるということ。=社会的意義があるということです。

なぜその事業を始めるのか、自分の初心を思い出せる作業でもあります。
これが明確になれば、迷いが生じた時や壁にぶつかったときに、自分を導いてくれるものになります。

事業計画を作る時にはここをじっくり考えてみて下さいね。